2021年10月11日
2021年9月29(水)~10月1日(金) に東京ビッグサイトで開催された「第1回 WIND EXPO 秋 〜国際風力発電展〜」に出展しました。
70年以上培った海洋電子技術とノウハウを生かし、洋上風力発電事業における漁業との共生、アセスメントに有効な機器提供から運用後の海域管理まで、トータルで支援する新しいビジネスモデルを提案いたしました。
完成後の維持管理において、当社独自の監視レーダー技術を活用した沿岸監視から、運航計画/管理、作業者の安全管理、気象・海象サービスなど、ハード・ソフト一貫した保守メンテナンスでサポートできる、国内初の海域管理システムを提供します。
監視レーダーシステム 「TimeZero Coastal Monitoring」 を採用しており、レーダー、AIS、監視カメラ、気象などの情報を1つの画面で統合表示することで、海域の高度な安全監視を実現します。
グローバルな採用実績を誇る、独自の監視レーダーシステム TZ Coastal Monitoring
AIS,カメラ等の様々なセンサーとの融合で、高度な海域監視を実現します。
洋上風力発電などの人工構造物の変位をミリメートルオーダーで3次元計測し、長期にわたってその状態を遠隔で自動監視できる定点連続計測システムです。
関連ページ:https://www.furuno.com/jp/systems/terrain-monitoring/
監視レーダーから海岸局、AIS、監視カメラの各種システムと様々な警報機能とを融合させ、海上交通管制・港湾監視などの船舶交通サービス(VTS)に対応したシステムをご提供します。
関連ページ:https://www.furuno.com/jp/systems/coastal-monitoring/
魚量や水温、塩分濃度、潮流など様々な環境情報のデータを収集することで、洋上風力発電設備周辺海域の漁場動向を継続観測し、沿岸漁場の状況把握に貢献します。
漁船、作業船、定置網、風力発電設備に設置したセンサーデータを収集・解析して漁業者にフィードバックします。近い将来、地元漁業者の出漁判断につなげられるなど、スマート化による沿岸漁業の経営効率化の促進につなげます。
広帯域技術を用いて、左舷・右舷方向120°という広範囲を224本のビームで探査するマルチビームスキャン技術を搭載。これにより、漁礁、魚群、海底地形と底質の反射強度などの海中環境を素早く、より正確に把握することが可能。海中モニタリングや海底地形調査、漁量調査に貢献します。
作業船にマルチビームソナーを搭載することで、日常的な海底地形の変化を計測することが可能になります。
製品ページ:マルチビームソナー WMB-1320シリーズ
夜間・霧発生時において、漁船へ風車への接近を音声で知らせるなど衝突防止に有効です。
製品ページ:12.1型、カラーGPSプロッタ GP-3700