2022年3月31日
2022年3月16(水)~3月18日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第10回 WIND EXPO春 ~国際風力発電展~」に出展しました。
70年以上培った海洋電子技術とノウハウを活かし、洋上風力発電事業における漁業との共生や、アセスメント(環境影響評価)に有効な機器提供から運用後の海域管理までの各種支援についてご紹介。
さらに、SEP船内Wi-Fiや、地盤・人工建造物の変位モニタリング、港湾の人・車両の入退管理など、施工から運用における業務効率化やスタッフの快適性向上についてもご提案しました。
海域管理システム(MMS:Marine Management System)は、日本郵船株式会社様と株式会社日本海洋科学(JMS)様と共同で開発を進めている、洋上風力が設置されている海域を管理及び監視するシステムです。 レーダー、AIS、監視カメラ、気象情報などの情報を1つの画面で統合表示することで、海域の安全監視を実現します。展示会では、リアルな監視イメージを再現したデモをご紹介しました。
関連ページ:フルノ製品情報サイト
夜間・霧発生時において、風車への接近を漁船に音声で知らせるなど衝突防止に有効となるカラーGPSプロッタ「型式:GP-3700」。実績の高い電子機器と、そのデータを活用した漁場アセスメントへの活用や漁業者の安全考慮など、漁業との共生支援を行います。
製品ページ:12.1型、カラーGPSプロッタ「GP-3700」
作業船の洋上作業や海上構造物への輸送など、波浪中に操業するすべての船舶にとって安全なタイミングを計るために、波浪レーダーの活用が期待されています。
製品ページ:波浪解析ソフトウェア「WV-100」
バードトラックはレーダー技術を活用したソリューションシステムです。鳥を検知し、鳥が衝突する可能性が高い風力発電設備をシャットダウンすることでバードストライクを回避します。渡り鳥や絶滅危惧種の鳥、コウモリ類といった生態系の保全に役立つほか、風力発電所のエネルギー生産を最適化します。
GNSS自動変位観測システム「DANA」は、地盤変位や人工構造物の変位をミリメートルオーダーで3次元計測し、長期にわたってその状態を遠隔で自動監視できる定点連続計測システムです。変位モニタリングに特化することで、簡便かつ低コストでの導入を実現し、その活用シーンを大きく拡げました。
製品ページ:GNSS自動変位計測システム「DANA」
SEP船内や港湾施設に、Wi-Fiインフラが整備されることで、いつでも、どこでも情報共有でき、コミュニケーションの質が向上します。
製品ページ:無線LANアクセスポイント(株式会社フルノシステムズ)
車両入退管理サービス「FLOWVIS」では、高速道路で培われたETC認証の技術をベースに、カメラ車番認証を組み合わせたハイブリッド認証で車両を「確実」に識別。入退場の自動制御や記録の他、車両毎に周辺機器を制御するなどし、港内の車両を一元管理します。
お客様の既存システムとの連携も可能です。また、コンテナターミナルなどの港湾関係の車両管理もお任せください。
製品ページ:車両入退管理サービス「FLOWVIS」