3月26日(土)午前10時(日本時間:3月27日午後2時)、サントリーマーメイドIII号で「単独無帰港太平洋横断」をスタートした堀江謙一さん。サンフランシスコからゴールラインである紀伊水道まで、69日間の航海を無事に達成されました!本当におめでとうございます!
※ゴールライン:日ノ御埼の灯台(和歌山県)と伊島の灯台(徳島県)を結んだライン上
堀江さんを乗せた愛艇「サントリーマーメイドIII号」をリアルタイムに追尾し、艇の位置情報を定期的に表⽰していました。
船速に応じた色で表示しています。
今回の「サントリーマーメイドⅢ号」による航海は、ザ・サンフランシスコヨットクラブ(マリーナ地区 サンフランシスコ)を出航し、新⻄宮ヨットハーバー(兵庫県⻄宮市⻄宮浜)まで約2か⽉半(予定)かけて航海するものです。
今回の航海が成功したあかつきには、世界最⾼齢となる83歳での単独無寄港太平洋横断達成となります。
1938年、⼤阪府⽣まれ。関西⼤学第⼀⾼等学校ヨット部に⼊部してヨットに出会う。
1962年、当時23歳のとき、世界初のヨットによる単独無寄港太平洋横断航海を達成。その後もさまざまな冒険に挑み、成功させている。現在も兵庫県の新⻄宮ヨットハーバーに愛艇を置き、ヨットを楽しむ。
1962年当時を思い起こせば、創業者の⿃井信治郎から佐治敬三の代となり、ビール事業への参⼊を決め63年に販売を開始、「やってみなはれ」の精神で新事業に進出した時代でした。以降、サントリーは「やってみなはれ」という価値観を原動⼒に様々な事業を展開しています。堀江さんは、初めて単独太平洋横断を成功させてから60年経った今でも「挑戦」「やり抜く」という志を貫いており、まさに、創業者の⿃井信治郎が申すところの「やってみなはれ」の精神を体現するような挑戦をされていると思っております。
また、⼈⽣100年時代と⾔われて久しいですが、堀江さんのいつまでもイキイキとして、情熱を持ってチャレンジする姿勢は、今の時代の世界中に元気を与えられる価値ある挑戦です。そのような堀江さんの挑戦を、サントリーは⼀番の応援団となり⽀援します。
最後になりますが、堀江さんには、この挑戦を⼼から楽しんでほしいと思います。航海の無事を祈ります。
サントリーホールディングス株式会社
フルノの事業は、安⼼・安全かつ快適であることを前提に、⼈と環境に優しい社会や航海の実現を⽬指しています。太平洋横断にチャレンジする堀江謙一さんの勇気と姿勢を、古野電気は衛星通信を活⽤したトラッキング技術で⾒守り、応援しています。
古野電気株式会社
【建造】ツネイシクラフト ファシリティーズ株式会社