漁視ネットは、陸上から定置網の様子をモニタリングするシステムです。本システムは、定置網内に設置する計測ブイ(大型:FMS-100-L/小型:FMS-100-S)と、計測ブイから収集したデータを蓄積するクラウドインフラ(FMS-DSR)、また陸上でモニタリング表示するWebアプリ(FMS-FD)の3つのシステムで構成されています。
計測ブイには魚群探知機が内蔵されており、定置網内に設置することでクラウドインフラを介して魚の入網状況や海水温の変化などを確認することができます。
ダッシュボード画面のデフォルトは、2周波+地図+水温/電圧の表示です。用途や目的に合わせて「画面切り替え」ボタンより魚探「1周波」、「2周波」の選択が可能です。
定置網の状態はリアルタイムに表示され、魚探の感度調整やノイズ除去が画面上でできます。
底網が20 メートルより下がった時点で船を出航させ、網揚げを開始した時の魚探映像です。
底網の水深の変化から潮流を推測することで、効率の良い網揚げのタイミングを判断することができます。
ブリとサワラを捉えた魚探エコーです。ブリは高周波と低周波のどちらにも反応がある一方で、浮袋を持たないサワラは高周波のみが捉えています。
異なる周波の映像を比較することで魚種を推測することができます。
計測ブイは設置やメンテナンスを考慮した設計で、魚探と電源を一体化した耐久性にすぐれた構造です。
過酷な海況でも安心してお使いいただけます。
定置網への固定は側面の装備用シャックルを使用。ユニックで吊り上げるときは上面の吊り下げ用リングを使用します。
WEBアプリ「スケジュール機能」で遠隔から魚探ON/OFFの設定ができます。
曜日、時間を指定したタイマー設定も可能。
魚探電源ON/OFFスケジュール設定画面
専用の充電用ケーブルを使用してお客さまにて充電いただけます。(14日間連続稼働可能)
1日あたりの稼働時間 | 稼働日数 | |
---|---|---|
FMS-100-L | FMS-100-S | |
24時間 | 約14日間 | 約7日間 |
12時間 | 約22日間 | 約11日間 |
6時間 | 約29日間 | 約14日間 |
3時間 | 約34日間 | 約17日間 |
1時間 | 約38日間 | 約19日間 |
「AI計測」は、漁視ネットで蓄積した操業データを活用してフルノ独自のAI技術により魚種を予測し視覚的にわかりやすく表示するアプリケーションです。AIで判定できる魚種は、サバ、ブリ、イワシ、サワラ、イカ、マグロ、アジ などになります。
※ 対応魚種は予告なく変更する場合があります。
※ AI計測で算出した予想結果は、あくまでも参考情報です。正確性、完全性、有用性などを保証するものではありません。
エコー画像、日時、魚種、水深を同時に記録します。
※画面サイズが小さいスマートフォンではラベル履歴画面は表示できません。
入力した魚種のラベル履歴画面
AI計測の結果、検出回数が多い魚種を5種類表示します。
LINEアプリで友だち追加すると、AI計測で予想した魚種判別の結果をLINEでお知らせします。
パソコンのGoogle Chromeからアクセスしてください。
※動作環境については「仕様」欄をご覧ください。
ID : ryoshinet_demo@example.com
PW : RyoshinetDemo1234
※オプション(AI計測)も同じID・パスワードになります。
※ オンライン環境でご利用いただけます。
パソコンが4GB 以上のメモリーを備えていても、他のアプリケーションを起動させており、使用できるメモリーが4GB 以上ない場合には、ご使用できません。
※ ウィルス対策上、パソコンには常に最新のウィルス対策ソフトをインストールすることを推奨します。
本サービスは機器構成品の料金以外に別途月額利用料金が発生します。