特長
- 簡単かつ柔軟な設置性
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- 小型、軽量 (ø98 cm, 65 kg)
- クレーンなどの重機を使わない設置
- 家庭用電源で動作
- 運用コストの削減
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- 送信部に固体素子を採用
-マグネトロンを使用しないため、送信部の定期交換が不要
-低消費電力設計(100V、200W) - 自己診断機能による障害の早期検知
- 送信部に固体素子を採用
- 高い可搬性を実現
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搭載イメージ- 気象レーダーを車両に搭載し、任意のエリアで観測*
- 方位センサーの接続が可能**
- 輸送中の振動を軽減するダンパー**をラインナップ
MIL-STD-810G Test Method 514.7 ANNEX C Category 4 Secured Cargo, Common carrier (US highway truck vibration exposure) Test1 に合格 - 輸送に適した専用ケース**
** オプション - 多様なソフトウェアに対応
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- Web アプリケーション(有償サービス)
- PC、スマートフォン、タブレットで閲覧可能
- 登録地点における降水量グラフ表示、アラート、短時間予測機能など - 主要なデータ形式に対応
- HDF5 (Vaisala IRIS Focusを利用可能)
- NetCDF
- その他
- Web アプリケーション(有償サービス)
仕様
偏波方式 | 水平偏波(H) |
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周波数 | 9.4 GHz帯 |
パルス幅 | 0.5 ~ 50 μs |
パルス繰返し周波数 (PRF) | ~ 2,000 Hz |
ビーム幅 | 2.7 度 |
送信出力 | 100 W |
仰角可変範囲 | -2 ~ 182 度 (可変) |
アンテナ回転数 | 0.5 ~ 10 rpm |
最大観測距離 | 70 km |
観測機能 | PPI、ボリュームスキャン、セクターPPI、セクターRHI |
出力データ | レーダー反射因子 Zh [dBZ]、ドップラ速度 V [m/s]、ドップラ速度幅 W [m/s]、 降雨強度 R [mm/h] |
補正処理 | 自由空間伝搬損失、降雨減衰、ドップラ速度折り返し |
ドップラ速度 | +/-64 m/s |
不要信号除去 | グランドクラッタ除去、干渉除去 |
対応データ形式 | Binary, CSV, JPEG, CF/Radial, Opera Odim HDF5, NEXRAD Level 2 |
動作温度範囲 | -10 ℃ ~ +50 ℃ |
耐風速(レドーム) | 90 m/s |
電源 | AC 100-240 V単相、 50/60 Hz |
消費電力 | 350 W以下、200 W (Typ) |
外寸図
レドームのカバー取り外しで、幅800mmの狭いスペースでも搬入可能