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高レート測位とは

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高レート測位とは

高レート測位とは、例えば1秒間に10回測位するなど(10Hz測位)、これまでの1Hz測位よりもスムーズできめ細やかな航跡を出力します。

使用例
カーナビ/PND 更新レートを増やすことで、地図のスクロールをなめらかに表示できます。
データロガー 更新レートを増やすことで、高速走行中でもより細かく車両の航跡を記録し、走行状況を解析することができます。
ドライブレコーダー(イベントデータレコーダー) 自動車運転中の急ハンドルや急ブレーキ、衝突などのイベント発生位置を細かく正確に記録することができます。
GPS速度計 速度の出力間隔が増えることで、1Hz測位と比べて格段にスムーズな表示となります。
車車間通信/路車間通信 見通しの悪い交差点や合流地点に進入・通過する車両の位置を、正確かつ詳細に把握することができます。

高レート測位の例(実測データ):一般道 西宮

5Hz 測位1Hz 測位

(左)高レート測位 / (右)1Hz 測位

まずは、1Hz測位との違いが一目で分かる例です。測位頻度が増えるため、航跡のスムーズさの違いが明らかです。

高レート測位の例(実測データ):山道 六甲

5Hz 測位 1Hz 測位

(左)高レート測位 / (右)1Hz 測位

今度は、カーブの多い山道での航跡の違いです。古野の高レート測位は、進行方向が連続的に変化する状況においても、スムーズな航跡を得ることができます。

高レート測位の例(実測データ):高架下 国道43号線

5Hz 測位 1Hz 測位

(左)高レート測位 / (右)1Hz 測位

最後に、GPS衛星の信号レベルが低くなる高架下での例です。古野の高レート測位は、測位の条件が厳しくなる環境においても、スムーズな航跡を得ることができます。

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