コミュニティ放送は、市町村の一部地域など狭い区域に限定し、地域密着型の情報提供をおこなうFM放送です。
複数の送信所を含むコミュニティ放送(コミュニティFM)
コミュニティ放送では、送信所を増やして放送エリアを拡大させることがあります。しかし、1つの放送に使用できる周波数は1種類につき、放送エリアの重なる場所で電波干渉が起こらないようにしたり、受信側が放送エリアをまたいで移動する際(受信する信号の切り替えが発生)に途切れを起こさないようにすることが重要です。
これらが発生する原因は主に、各送信所から配信される放送データに時間差がある場合です。電波干渉を起こさず、かつ各送信所からの放送データを受信側でスムーズに切り替えられるよう、各送信所のもつタイミングを、高精度に一致(同期)させる必要があります。
送信所間の同期には、GNSS基準周波数発生器が有効です。GNSS測位により、nsやμsという単位の超高精度なUTC(協定世界時)や基準クロックが得られるため、各送信所がこれを持つことで同期を可能にします。
フルノのGNSS基準周波数発生器は、コミュニティ放送における同期放送の用途に最適です。
その理由は以下の通りです。
ビーエスインターナショナル株式会社
GPS同期信号発生装置 GPSWS-10M-B
高性能かつ小型であることを評価いただきました。